今朝の新聞によると

札幌ドームでファールボールが当たって右目を

失明した女性に対し球団に4190万円の支払いを

命じる判決がでました。



怪我をされた方には同情しますが、

日米の野球文化の違いが感じられる判決でした。

判決理由の中に

「プロ野球が発展するためにも初めて観戦に

訪れる者や幼児、高齢者も安全にたのしむことが

できる安全設備が施されるべきだ」とありました。

アメリカでは、子供達がグローブを持って

ボールを追っています。大人は子供に

野球場はボールが飛んでくるので危ない場所だと伝えて

いるのです。アメリカのボールパークには防球ネットなんて

ありませんし、選手に近いためファールエリアも

狭いです。

プロ野球を発展させるなら、逆にネットを外して

見やすくして、一球一球に集中する方向に

もっていくべきではないでしょうか。

ファールボールで怪我をするたびに訴訟で球団が

賠償するのは苦しく、こんな判決では

もっともっと、ネットだらけになって、せっかくの

ライブ感が無くなるかもしれません。

グラウンドレベルのエキサイティングシートなんて

リスクが高すぎです。

考えさせられる判決でした。